拓海広志『あなたと出会えて』

先日、僕が仲間たちと三崎で共同運営しているシェアハウス「ホロネット三崎・あえり庵(Aérien)」のオープニングパーティーを催したのですが、偶然その日が「あえり庵」のメンバー・西澤良磨さんのバースデーだったので、奥さんの杏奈さんのご依頼で彼のた…

拓海広志『魂の赴くままに』

僕が仲間たちと共同運営しているヨット「Delphinus」のメンバー・福岡達也さんと梓さんの結婚を祝して作った曲です。5月27日の披露パーティーに向けて、同じく「Delphinus」メンバーの金子拓矢さんが5月25日に原詩を作り、5月26日の朝三崎に向かう京急電車の…

拓海広志「重陽の海LIVE@TheGlee」

今年の重陽の節句(9月9日)に、ピアニストの高橋望さん、ギタリストの川上勇治さんと共に、東京神楽坂のアコスティックスホール「The Glee」にて「重陽の海LIVE@TheGlee(The Chrysanthemum Ocean Live @TheGlee)」なるタイトルのライブをやりました。The …

拓海広志「神戸大学『職業と学び―キャリアデザインを考える』」

2009年度から2016年度にかけての8年間、僕は神戸大学キャリアセンターからの依頼を受けて、同大学全学部の希望者を対象に「職業と学び−キャリアデザインを考える」というテーマの授業を行ってきました。 2009年度の授業は「モノを運ぶことは、心を運ぶこと−…

拓海広志「『新訂ビジュアルでわかる船と海運のはなし』のご紹介」

拙著『ビジュアルでわかる船と海運のはなし』の新訂版が、2017年3月18日に発行されることとなりました。出版元である成山堂書店のサイトを下記しますので、よろしければご覧ください。 ※拓海広志『新訂ビジュアルでわかる船と海運のはなし』(成山堂書店) ☆…

拓海広志『Sailing Journey』

2015年の新曲です。僕が仲間たちと共同運営しているヨット「Delphinus」に捧げようと思います。 【Sailing Journey】 (詞・曲/拓海広志)(2015年) 幼い日の夏の夢を追い求めてここまで来たよ 通り過ぎた海の日々はいつも僕を支えてくれた 果てしなく広が…

拓海広志「続々々々々・神戸大学にて・・・」

2009年度、2010年度、2011年度、2012年度、2013年度に続いて、2014年度もまた神戸大学キャリアセンターの依頼で、同大学全学部の希望者を対象に「職業と学び−キャリアデザインを考える」というテーマの授業を行いました。 2009年度の授業は「モノを運ぶこと…

拓海広志「海と人と町をつなぐ」

アルバトロス・クラブの創立25周年とアルバトロス・プロジェクト(ミクロネシアの伝統的帆走カヌーによるヤップ〜パラオ間の石貨交易航海再現プロジェクト)の実現20周年を記念する「アルバトロス・イベント」が、2014年12月6日に神奈川県三浦半島の三崎港で…

拓海広志『イルカ☆My Love』♪

学生時代に『イルカ☆My Love』というタイトルのショートストーリーを書いたことがあります。それから27年・・・、そのイメージで曲を作ってみました。 【イルカ☆My Love】 (詞・曲/拓海広志)(2014年) 群青の海峡 見渡す丘を 駆け下りると イルカが待っ…

拓海広志「星陵高校にて・・・」

自分の母校である兵庫県立星陵高等学校から招いていただき、全校生向けに「イメージの力で海を渡る」という題の講演を行ってきました。昨年同校の同窓会ホームページ向けに寄稿した『石のお金を運んだはなし』を高校生向けにしたものです。 明石海峡を臨み、…

拓海広志「続々々々・神戸大学にて・・・」

2009年、2010年、2011年、2012年に続いて、今年もまた神戸大学キャリアセンターの依頼で、同大学全学部の希望者を対象に「職業と学び−キャリアデザインを考える」というテーマの授業を行いました。 2009年の授業は「モノを運ぶことは、心を運ぶこと−国際物流…

拓海広志「『グローバル』の普遍性について」

11月23日に京都の同志社大学で「『グローバル』の普遍性について」という題のシンポジウムが行われ、僕はそこで基調講演をする機会を与えていただいた。昨今の大学や企業では「グローバル人材」ということがよく言われるが、それは一体どういうものなんだろ…

拓海広志『19歳のラプソディ』

今から30年前の19歳の時に、僕は『19歳のラプソディ』という曲を作った。当時の僕が抱いていたのは、思想が人の身体に染み込んでいってその血肉となり、日々の思考や言行、また何気ない所作をも含めて、その人のスタイル(文体)やオーラ(雰囲気や存在感)…

拓海広志「"キラキラの国"を想う」

この原稿は僕がインドネシアのジャカルタに住んでいた1996年に書いたものです。 * * * * * 僕はインドネシアのことを人に紹介する際にいつもそれを"キラキラの国"と呼んでいる。「キラキラ」とは「大体」「大まかに」といった意味を持つインドネシア語…

拓海広志「キラキラの国の四方海話」

これは1996年12月に奈良県十津川村で催されたアルバトロス・クラブのシンポジウム「大いに語ろう! インドネシア」からの抜粋です。このシンポジウムでは僕の他に、国際交流基金の小川忠さん、那智山青岸渡寺の高木亮英さん、料理研究家の坂本廣子さん、龍谷…

拓海広志「グローカルな仕事と人生について考える」

立教大学で教鞭をとる畏友・加藤晃生さんが今期限りで大学を去る決断をされたので、僕からの餞(はなむけ)として昨年末に彼のゼミの学生を対象に半日ワークショップを行いました。題して「グローカルな仕事と人生について考えるワークショップ」。アジェン…

拓海広志「続々々・神戸大学にて・・・」

2009年、2010年、2011年に続いて、今年も神戸大学キャリアセンターの依頼で、同大学全学部の希望者を対象に「職業と学び−キャリアデザインを考える」というテーマの授業を行いました。 2009年の授業は「モノを運ぶことは、心を運ぶこと−国際物流と貿易の仕事…

拓海広志「ボランティア山形のこと・・・」

東日本大震災から1年が経とうとしていた3月10日、僕は久しぶりに戦友の寺垣ゆりやさんとお会いした。本名(恵谷洋)の方の僕が震災当時に役員を務めていた欧州系のロジスティクス企業が、大型自然災害発生時の緊急救援物資の物流手配についてWFPとグローバル…

拓海広志「ホクレア応援団の思い出」

1998年の5月に発行された『アルバトロス・クラブ会誌 Vol.18』に寄稿した文章です。とても懐かしい会合のことが書かれているので、ここに転載させていただきます。ちなみに、「ホクレア」の日本への航海は2000年ではなく、2007年に実施されました。 *** …

拓海広志「続々・神戸大学にて・・・」

一昨年、昨年に続いて、今年も神戸大学キャリアセンターの依頼で、同大学全学部1〜2年生の希望者を対象に「職業と学び−キャリアデザインを考える」というテーマの授業を行いました。 一昨年の授業は「モノを運ぶことは、心を運ぶこと−国際物流と貿易の仕事、…

拓海広志「今、カボタージュ問題を考える : 松見準さん」

「全日本内航船員の会」を主宰する、元内航船員の友人・松見準さんから「今、カボタージュ問題を考える」と題するメールをいただきましたので、ご本人の了解を得てここに紹介させていただきます。 カボタージュとは元々国内の沿岸輸送を意味する語でしたが、…

拓海広志「いつも背筋を伸ばして対面したい人 : 大串龍一さん」

久しぶりに金沢で、大串龍一さん(金沢大学名誉教授。河北潟湖沼研究所理事)、本田和さん(ものがたり人)、盛本芳久さん(石川県議会議員)とお会いし、お酒を飲みながら歓談する機会を得ました。僕は、大串さんとは今から18年ほど前にスマトラ島のパダン…

拓海広志「奈良県立大学にて・・・」

地域創造学部というユニークな学部を持つことで知られる奈良県立大学の亀山恵理子さんの依頼を受け、同大学の講堂で東南アジア(主としてインドネシア)とミクロネシアの海洋文化に関する授業をさせていただきました。 200名近い学生との対話形式の授業はな…

拓海広志「南の島の星降る夜に : 大内青琥さん」

画家の大内青琥さんの七回忌に招かれ、多摩霊園へ行ってきた。梅雨時の蒸し暑い日だったが、霊園の木陰を歩いているととても心地よく、僕は大内さんの息子の将さん、大内さんの支援者だった辰野和男さん(朝日新聞で「天声人語」の執筆を担当なさっていた方…

拓海広志「小笠原の母島にて・・・」

25年ぶりに小笠原諸島の父島、南島、母島を訪ねてみた。東京の竹芝桟橋から父島までは「おがさわら丸」(小笠原海運)で25時間半。父島から母島までは「ははじま丸」(伊豆諸島開発)で2時間。航海時間を大幅に減らせる可能性のあったTSL(テクノスーパーラ…

拓海広志「On the Kumano Kodo : シルビア・マユガさん」

財団法人国際文化会館と国際交流基金アジアセンターが共催する「アジア・パシフィック・ユース・フォーラム」に、僕は1996年、1997年と2年続けて参加しました。このフォーラムは、アジア太平洋地域の若手リーダーたちが集い、寝食を共にしながら討議すること…

拓海広志「理学は、実業の諸問題を解決出来るか−再び」

昨年の3月13日に書いた「理学は、実業の諸問題を解決出来るか(2)」で紹介させていただいた、ESRIシンポジウム2010「サービス・イノベーションへの期待−理学は、実業の諸問題を解決出来るか−」の続編が開催されました。題して、ESRIシンポジウム2011「サー…

拓海広志「続・神戸大学にて・・・」

昨秋、神戸大学にて「職業と学び−キャリアデザインを考える」というテーマの授業を行ってから1年が経ちました。その時の模様や学生たちからいただいたレポートについては、このブログでも「神戸大学にて・・・」で紹介させていただきました。僕が感心したの…

拓海広志「熊野学へのラブソング」

和歌山県新宮市に本社を置く南紀州新聞社が「南紀州新聞」を「熊野新聞」と名前を変え、「熊野学へのラブソング」というリレー連載を行っています。僕は古座「神保館」の神保圭司さんからバトンを受け、以下の「交流重ねて30年:旅の効能」というエッセイを…

拓海広志「JICA&海上保安庁にて・・・」

JICA(独立行政法人国際協力機構)と海上保安庁の依頼を受け、幡ヶ谷にあるJICAの東京国際センターで終日講義を行ってきました。受講してくださったのは日本の海上保安庁で長期研修中のインドネシア、マレーシア、フィリピンの海上保安庁の中堅幹部の方々で…