拓海広志「星陵高校にて・・・」

 自分の母校である兵庫県立星陵高等学校から招いていただき、全校生向けに「イメージの力で海を渡る」という題の講演を行ってきました。昨年同校の同窓会ホームページ向けに寄稿した『石のお金を運んだはなし』を高校生向けにしたものです。


 明石海峡を臨み、自由・自主・自律の気風に溢れたこの高校で、僕は多くの素敵な仲間たちと共にスポーツや音楽、文学や旅、歴史学民族学の探求に明け暮れる日々を過ごしました。ギターを弾きながら当時の自分が作った曲を歌うと、その頃の光景が脳裏に蘇ってきて懐かしいです。ここも自分の原点の一つのように思います。

 
 今回僕の講演を聞いてくれた学生諸君のレポートから幾つか抜粋し、紹介してみようと思います(複数の方のコメントを一つにまとめたものもあります)。星陵高校の皆さん、ありがとうございました。また、お会いしましょう!
 

   *   *   *   *   *


※Aさん「拓海さんのように世界中の文化に触れて、自分の視野を広げたいと思います。また、航海術というのは、ただ航海する方法を学ぶのではなく、それが生み出された時代の思想や科学を学ぶことができると聞いて感銘を受けました」


※Bさん「グローバル人材とは英語のできる人だと思っていましたが、拓海さんの話を聞いてグローバル人財の意味がわかりました。もちろん、コミュニケーションの道具としての英語も大切ですが・・・」


※Cさん「まだインターネットもなかった時代にネットワーク型のNPOを立ち上げて世界中の人たちと共働し、ヤップとパラオの人々を結びつけるプロジェクトをやったという話にびっくりしました」


※Dさん「観光客からは楽園のように見えるミクロネシアが実は自殺の多いところだと聞いて驚きましたが、その背景にある社会問題を教えていただくことで理解することができました」


※Eさん「拓海さんは様々な国の様々な人の暮らしや仕事の中に入ってきたことで、たくさんの言葉の意味を知っており、様々な知恵を持ってるんだなあと思いました」


※Fさん「カヌーの中で寝転がっているだけで波が来る方向がわかり、夜空の星々を見るだけで海上のイメージマップが拡がり自分の居場所がわかる。イメージの力で海を渡る人間の能力に感心しました」


※Gさん「今の日本では個人も企業も上辺だけのグローバリゼーションに飲み込まれており、短期的な結果至上主義が横行しているように思うので、拓海さんたちがヤップで行ったプロジェクトの進め方には感銘を受けました」


※Hさん「様々な文化や歴史、そしてコミュニケーションのスタイルなどを学ぶために、海を渡って旅をするべきだと思った。次は僕らの番だ! 星陵高校の出身者として恥ずかしくない生き方をしていこう」


※Iさん「拓海さんは自分にも他人にも正直な生き方をしている人だなと思いました。私も自分の人生をいかに生きるべきか、どんな風に仕事をしていくべきか、考えるきっかけをもらいました」


※Jさん「先入観なしに相手の話をよく聴いて理解し、相手に自分の素直な気持ちをわかりやすく伝える情熱を持つこと。拓海さんから教わったコミュニケーションのポイントです」


※Kさん「大学生のときに既に当時のNPO団体の問題に気づき、そのリーダーたちをネットワーク化して結びつけるためのNPOを作るという発想を持っていたのは凄いなあと思いました」


※Lさん「僕も拓海さんと同じ町で同じ海を見ながら過ごしてきたのですが、拓海さんが子どもの頃から船乗りになりたかったと聞いて、自分の小さい頃からの夢や憧れを大切にしなければいけないと思いました」


※Mさん「ヤップ島の石貨の価値はその物語によって決まるという話は新鮮でした。これは日本の私たちが使っている貨幣にはない意識、感覚であり、素晴らしいと思いました」


※Nさん「拓海さんが高校時代に学校を休んでバックパッカーをやっていたと聞いて、羨ましく思いました。でも、その後の話を聞きながら、自分のやりたいことをやるためには、自分の考えがしっかりしていないとダメなんだと思いました」


※Oさん「私は海が大好きですが、海が怖いです。水泳部なので泳げますが、海では泳ぎません。でも海が好きで、海を見ていると心が落ち着きます。そんな海を旅するのは素晴らしいと思いました」


※Pさん「拓海さんの話を聞いて、異文化の人たちと事業を行うことの難しさ、でも真心を持って丁寧にコミュニケーションをとることによって関係が築けることを知りました」


※Qさん「元々知ってる話だったので、少し退屈でした。ミクロネシアのような小さな国の中にも差別があることには驚きました。国や地域が違っても、人がすることに変わりはないんですね」


   *   *   *   *   *


 ※参考記事
 拓海広志「イメージの力で海を渡る(1)」
 拓海広志「イメージの力で海を渡る(2)」
 拓海広志「イメージの力で海を渡る(3)」
 拓海広志「『グローバル』の普遍性について」
 拓海広志「海原」Played by The Hyper Bad Boys
 拓海広志「漁港」
 拓海広志「赤倉旅情」Played by The Hyper Bad Boy
 拓海広志「Feeling Love For You」
 拓海広志「老人」
 拓海広志「絶望の中を行く人に・・・」
 拓海広志「Once More !」
 拓海広志「卒業」
 







【星陵高校にて・・・】


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