拓海広志「理学は、実業の諸問題を解決出来るか(2)」

前回の「理学は、実業の諸問題を解決出来るか(1)」にて紹介させていただいた、ESRIシンポジウム2010「サービス・イノベーションへの期待−理学は、実業の諸問題を解決出来るか−」のパネル討議に参加してきました。 僕を含む4名のパネラーがビジネスの現場…

拓海広志「理学は、実業の諸問題を解決出来るか(1)」

今年の1月某日。御茶ノ水の貸し会議室で朝7時に始まった某研究会(非公開)において、僕は製造業のGlobal SCMとLogisticsにおける課題についてお話をさせていただきました。この研究会の座長は渋滞学の権威・西成活裕さんで、当日会議室に集まったのは数学や…

拓海広志「里海の実現に向けて : 神田優さん」

畏友・神田優さんの結婚式・披露宴が高知で催され、「トライネット」仲間でもある写真家の円満堂修治さんと共に出席してきました。今回の結婚はいわゆる「出来ちゃった婚」だったようで(笑)、10ヶ月前に神戸の「リーズガーデン」で神田さんからやがて奥さ…

拓海広志「立教大学にて・・・」

立教大学社会学部で教鞭を取る加藤晃生さんから招かれ、同学部の1年生を対象とした加藤さんの授業でゲストスピーカーを務めてきました。加藤さんが学生たちに与えた課題図書は社会学の入門書『Do! ソシオロジー』(友枝敏雄・山田真茂留編)で、学生たちはこ…

拓海広志「アルバトロス・オムニバス」

去る12月5日に、アルバトロスクラブ設立20周年記念イベント「★信天翁曼荼羅<海>」が、新西宮ヨットハーバー内のシャイニーホールにて開催されました。現代表の高橋素晴さんをはじめ多くのメンバーが集いましたが、当日の最年長者は大串龍一さん(生態学者…

拓海広志「神戸大学にて・・・」

10月28日に神戸大学で授業をしましたので、その話を書いてみようと思います。この授業は神戸大学全学共通キャリア科目(総合科目Ⅱ)「職業と学び−キャリアデザインを考える」として企画されたもので、僕の授業のタイトルは「モノを運ぶことは、心を運ぶこと−…

拓海広志「初めてのヤップ(9)」

アルバトロス・クラブが発足してからまだ間もない1989年の初夏に、僕は岡山県高梁市の医師・野村勲さん(岡山ヤップ会)宅で、ミクロネシア連邦ヤップ州のヤップ島から来日中だったベルナルド・ガアヤンさん、ジョン・タマグヨロンさんと出会った。彼らはヤ…

拓海広志「初めてのヤップ(8)」

アルバトロス・クラブが発足してからまだ間もない1989年の初夏に、僕は岡山県高梁市の医師・野村勲さん(岡山ヤップ会)宅で、ミクロネシア連邦ヤップ州のヤップ島から来日中だったベルナルド・ガアヤンさん、ジョン・タマグヨロンさんと出会った。彼らはヤ…

拓海広志「初めてのヤップ(7)」

アルバトロス・クラブが発足してからまだ間もない1989年の初夏に、僕は岡山県高梁市の医師・野村勲さん(岡山ヤップ会)宅で、ミクロネシア連邦ヤップ州のヤップ島から来日中だったベルナルド・ガアヤンさん、ジョン・タマグヨロンさんと出会った。彼らはヤ…

拓海広志「初めてのヤップ(6)」

アルバトロス・クラブが発足してからまだ間もない1989年の初夏に、僕は岡山県高梁市の医師・野村勲さん(岡山ヤップ会)宅で、ミクロネシア連邦ヤップ州のヤップ島から来日中だったベルナルド・ガアヤンさん、ジョン・タマグヨロンさんと出会った。彼らはヤ…

拓海広志「初めてのヤップ(5)」

アルバトロス・クラブが発足してからまだ間もない1989年の初夏に、僕は岡山県高梁市の医師・野村勲さん(岡山ヤップ会)宅で、ミクロネシア連邦ヤップ州のヤップ島から来日中だったベルナルド・ガアヤンさん、ジョン・タマグヨロンさんと出会った。彼らはヤ…

拓海広志「初めてのヤップ(4)」

アルバトロス・クラブが発足してからまだ間もない1989年の初夏に、僕は岡山県高梁市の医師・野村勲さん(岡山ヤップ会)宅で、ミクロネシア連邦ヤップ州のヤップ島から来日中だったベルナルド・ガアヤンさん、ジョン・タマグヨロンさんと出会った。彼らはヤ…

拓海広志「初めてのヤップ(3)」

アルバトロス・クラブが発足してからまだ間もない1989年の初夏に、僕は岡山県高梁市の医師・野村勲さん(岡山ヤップ会)宅で、ミクロネシア連邦ヤップ州のヤップ島から来日中だったベルナルド・ガアヤンさん、ジョン・タマグヨロンさんと出会った。彼らはヤ…

拓海広志「初めてのヤップ(2)」

アルバトロス・クラブが発足してからまだ間もない1989年の初夏に、僕は岡山県高梁市の医師・野村勲さん(岡山ヤップ会)宅で、ミクロネシア連邦ヤップ州のヤップ島から来日中だったベルナルド・ガアヤンさん、ジョン・タマグヨロンさんと出会った。彼らはヤ…

拓海広志「初めてのヤップ(1)」

アルバトロス・クラブが発足してからまだ間もない1989年の初夏に、僕は岡山県高梁市の医師・野村勲さん(岡山ヤップ会)宅で、ミクロネシア連邦ヤップ州のヤップ島から来日中だったベルナルド・ガアヤンさん、ジョン・タマグヨロンさんと出会った。彼らはヤ…

拓海広志「環境思想と里山 : 海上知明さん」

畏友・海上知明さんが『新・環境思想論』という本を出された。海上さんは前著の『環境思想 歴史と体系』及び『環境戦略のすすめ』において環境思想の多くを体系的に分類し、それぞれの由来や論拠を整理すると共に、そうした様々な環境思想の対立を超えうる政…

拓海広志『サンセット』♪

この曲はなかなか面白いコード進行に基づく構造をしていて、自分では結構好きな曲なのですが、この詞は何なのでしょうね?(笑)。 【サンセット】 (詞・曲/拓海広志)(1982年) 埃を被った太陽が 気だるげな顔でまた昇る そろそろ止めよかと言いたげに …

拓海広志『明日旅立つ友へ』♪

明日旅立つ友に仮託してたみたいだけど、実は当時の自分自身への歌だったのかな・・・?(笑) 【明日旅立つ友へ】 (詞・曲/拓海広志)(1983年) 明日旅立つ友よ 一つだけ頼みがある 俺のことなど忘れてもいいが 死ぬまで大きな夢と闘え 手抜きで夢を求め…

拓海広志『海原』♪

高校時代のある秋の夜に舞子の海でカヤックを漕いでいた時に、ふと浮かんできたメロディーを基にして作った『海原』という曲をご紹介します。潮の早い明石海峡だけに、夜中に独りで漕ぎ出す時はかなり緊張するのですが、少し沖合まで出て星空を眺めるときの…

拓海広志『卒業』♪

巷は卒業シーズン。道行く学生たちを見ていると、「そう言えば遠い昔、僕にもそんなことがあったなぁ・・・」という気がしてきます(笑)。 高校卒業間近のことですが、友人の石井史朗さんが作ってくれた詞に曲をつけました。しっとりした感じの曲です。 【…

拓海広志『Festival』♪

神戸には「神戸まつり」というフェスティバル・イベントがあるのですが、学生時代にその祭りをイメージして作ったのがこの曲です。 【Festival】(詞・曲/拓海広志)(1982年) Woo Woo Wo Woo, Wooooh Woh Wo おかしいよ 陽気な君が そんなに塞ぎ込んで い…

拓海広志『Sail on !』♪

昨年の後半、世界中に蔓延していた金融バブルが崩壊しました。これから世界は新しい政治・経済秩序の構築に向けて進んでいくことになるのでしょう。人と人、人と組織と社会、人と自然とモノ…、それらの調和が取れた世界の実現に向けて歩んでいきたいものです…

拓海広志『Once More !』♪

今回も高校時代に石井史朗さんとのコンビで作った歌をご紹介します。石井さんが書く詞とは何故か相性がよく、いつも彼から詞をもらうとすぐにメロディが浮かんできたのが不思議です。。。 【Once More !】 (詞/石井史朗 ・ 曲/拓海広志)(1980年) さよ…

拓海広志『絶望の中を行く人に…』♪

先日、家の書庫を整理していたら、中学時代に書いたエッセイや小説、詩が幾つか出てきました。かなり青臭い内容のものが多くて気恥ずかしかったのですが、中にはちょっと面白いものもありました。例えば、『絶望の中を』と題したこんな文章・・・。今となっ…

拓海広志『Satisfaction』♪

海や川で子どもたちとスポーツや自然体験活動をしたり、仲間たちと楽器を持ち寄って音楽を楽しんだり、あるいは独りで机に向かって物を書いたりするのが僕だというイメージを僕の友人たちは持っているようです。しかし、実はそれはウィークエンドの僕の姿で…

拓海広志「キラキラの国の再生力(7)」

この文章は1993年にジャカルタで書かれたものです。 * * * * * * 9月にバンコク、ソウル、東京、大阪、シンガポールを巡った際、神戸の元町高架下の台湾料理屋「丸玉食堂」に僕の海の仲間たちが集った。参加者の一人であるカヤッカーの阿部年雄さんか…

拓海広志「キラキラの国の再生力(6)」

この文章は1993年にジャカルタで書かれたものです。 * * * * * * 以前『ジャラン・ジャランの道すがら』というエッセイを書いた際に、インドネシアにおける命の軽さについて少し触れてみた。人として生まれた者が家族や恋人、友人を愛し、その命をかけ…

拓海広志「キラキラの国の再生力(5)」

この文章は1993年にジャカルタで書かれたものです。 * * * * * * 翌朝まだ日の出前に起き出し、皆でアグン山頂を目指す。眼下は雲海に覆われているが、北西の方にあるアバン山(標高2,152メートル)とバトゥル山(標高1,717メートル。火口湖であるバト…

拓海広志「キラキラの国の再生力(4)」

この文章は1993年にジャカルタで書かれたものです。 * * * * * * インドネシアは火山国である。ジャワ島にも僕が時々訪れるブロモ山(標高2,392メートル)をはじめとして幾つかの火山があるが、今年は10月にバリ島のアグン山(標高3,142メートル)に登…

拓海広志「キラキラの国の再生力(3)」

この文章は1993年にジャカルタで書かれたものです。 * * * * * * 今年(1993年)の6月に神戸の舞子と湘南の藤沢で「アジア夢幻」と題する座談会を催すために、ジャカルタから日本へ飛んだ。特に神戸の会合には冒険家のジョージ・ミーガンさんや民族学…