2013-01-01から1年間の記事一覧

拓海広志「続々々々・神戸大学にて・・・」

2009年、2010年、2011年、2012年に続いて、今年もまた神戸大学キャリアセンターの依頼で、同大学全学部の希望者を対象に「職業と学び−キャリアデザインを考える」というテーマの授業を行いました。 2009年の授業は「モノを運ぶことは、心を運ぶこと−国際物流…

拓海広志「『グローバル』の普遍性について」

11月23日に京都の同志社大学で「『グローバル』の普遍性について」という題のシンポジウムが行われ、僕はそこで基調講演をする機会を与えていただいた。昨今の大学や企業では「グローバル人材」ということがよく言われるが、それは一体どういうものなんだろ…

拓海広志『19歳のラプソディ』

今から30年前の19歳の時に、僕は『19歳のラプソディ』という曲を作った。当時の僕が抱いていたのは、思想が人の身体に染み込んでいってその血肉となり、日々の思考や言行、また何気ない所作をも含めて、その人のスタイル(文体)やオーラ(雰囲気や存在感)…

拓海広志「"キラキラの国"を想う」

この原稿は僕がインドネシアのジャカルタに住んでいた1996年に書いたものです。 * * * * * 僕はインドネシアのことを人に紹介する際にいつもそれを"キラキラの国"と呼んでいる。「キラキラ」とは「大体」「大まかに」といった意味を持つインドネシア語…

拓海広志「キラキラの国の四方海話」

これは1996年12月に奈良県十津川村で催されたアルバトロス・クラブのシンポジウム「大いに語ろう! インドネシア」からの抜粋です。このシンポジウムでは僕の他に、国際交流基金の小川忠さん、那智山青岸渡寺の高木亮英さん、料理研究家の坂本廣子さん、龍谷…

拓海広志「グローカルな仕事と人生について考える」

立教大学で教鞭をとる畏友・加藤晃生さんが今期限りで大学を去る決断をされたので、僕からの餞(はなむけ)として昨年末に彼のゼミの学生を対象に半日ワークショップを行いました。題して「グローカルな仕事と人生について考えるワークショップ」。アジェン…