2011-01-01から1年間の記事一覧

拓海広志「続々・神戸大学にて・・・」

一昨年、昨年に続いて、今年も神戸大学キャリアセンターの依頼で、同大学全学部1〜2年生の希望者を対象に「職業と学び−キャリアデザインを考える」というテーマの授業を行いました。 一昨年の授業は「モノを運ぶことは、心を運ぶこと−国際物流と貿易の仕事、…

拓海広志「今、カボタージュ問題を考える : 松見準さん」

「全日本内航船員の会」を主宰する、元内航船員の友人・松見準さんから「今、カボタージュ問題を考える」と題するメールをいただきましたので、ご本人の了解を得てここに紹介させていただきます。 カボタージュとは元々国内の沿岸輸送を意味する語でしたが、…

拓海広志「いつも背筋を伸ばして対面したい人 : 大串龍一さん」

久しぶりに金沢で、大串龍一さん(金沢大学名誉教授。河北潟湖沼研究所理事)、本田和さん(ものがたり人)、盛本芳久さん(石川県議会議員)とお会いし、お酒を飲みながら歓談する機会を得ました。僕は、大串さんとは今から18年ほど前にスマトラ島のパダン…

拓海広志「奈良県立大学にて・・・」

地域創造学部というユニークな学部を持つことで知られる奈良県立大学の亀山恵理子さんの依頼を受け、同大学の講堂で東南アジア(主としてインドネシア)とミクロネシアの海洋文化に関する授業をさせていただきました。 200名近い学生との対話形式の授業はな…

拓海広志「南の島の星降る夜に : 大内青琥さん」

画家の大内青琥さんの七回忌に招かれ、多摩霊園へ行ってきた。梅雨時の蒸し暑い日だったが、霊園の木陰を歩いているととても心地よく、僕は大内さんの息子の将さん、大内さんの支援者だった辰野和男さん(朝日新聞で「天声人語」の執筆を担当なさっていた方…

拓海広志「小笠原の母島にて・・・」

25年ぶりに小笠原諸島の父島、南島、母島を訪ねてみた。東京の竹芝桟橋から父島までは「おがさわら丸」(小笠原海運)で25時間半。父島から母島までは「ははじま丸」(伊豆諸島開発)で2時間。航海時間を大幅に減らせる可能性のあったTSL(テクノスーパーラ…

拓海広志「On the Kumano Kodo : シルビア・マユガさん」

財団法人国際文化会館と国際交流基金アジアセンターが共催する「アジア・パシフィック・ユース・フォーラム」に、僕は1996年、1997年と2年続けて参加しました。このフォーラムは、アジア太平洋地域の若手リーダーたちが集い、寝食を共にしながら討議すること…

拓海広志「理学は、実業の諸問題を解決出来るか−再び」

昨年の3月13日に書いた「理学は、実業の諸問題を解決出来るか(2)」で紹介させていただいた、ESRIシンポジウム2010「サービス・イノベーションへの期待−理学は、実業の諸問題を解決出来るか−」の続編が開催されました。題して、ESRIシンポジウム2011「サー…