拓海広志「海の日イベント」

 「海の日」と言えば以前は7月20日だったのですが、いつの間にか7月の第3月曜日ということになったらしく、今年は7月17日が「海の日」でした。日本は四方を海に囲まれた島国ですが、日本人は一般に海や船への知識や関心が低いと言われており、人々の海への関心を高めるために「海の日」は制定されたようです。


 ところで、「海の日」の頃には、どこかの海で泳いだり、船に乗っているのが僕の通例で、以前は南淡路の灘浜から沖合いに浮かぶ沼島まで泳いで渡るという遠泳イベントなどもよくやったものですが、遠泳後に飲み干すビールは美味いの何の!


 しかし、今年の「海の日」連休は陸でのイベントが二つ入ったために、海には出られませんでした。イベントとは、7月15日に神戸大学で開催された「第3回国際海事フォーラム」と、7月17日のラジオ大阪「ニュースワンダーランド」への出演です。


「海の日」にちなんで開催された「国際海事フォーラム」の様子は神戸大学のホームページをご参照ください(下記↓)。国際法の専門家である坂元茂樹さん、日本の伝統的木造船研究家の出口晶子さんの興味深いお話の合間に、僕もロジスティクスの現在と未来について少しお話をさせていただきました。


 ラジオ大阪の「ニュースワンダーランド」でも、「海の日」らしく「海の話を」ということで、里見まさとさんと坂崎優子さんのリードに合わせて、僕は以前ヤップ〜パラオ間で行った「伝統的帆走カヌーによる石貨交易航海再現プロジェクト」の話をさせていただきました(それにしても、ラジオ大阪のつけてくれたキャッチコピー「海と人の探求家」というのは凄いなぁ〜(^^;;))。


 いずれのイベントも興味深く、僕にとっても得るものが多かったです。特に「国際海事フォーラム」の方は打ち上げと称して、海を愛する先生方や学生さんたちと一緒にビールをたらふく飲んで、とても幸せでした! またこういう楽しい機会があれば、是非参加させていただきたいものです。


(無断での転載・引用はご遠慮ください)


【「ニュースワンダーランド」にて・・・】


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