拓海広志「『ビジュアルでわかる船と海運のはなし(改訂増補版)』のご紹介」

 昨年5月に拙著『ビジュアルでわかる船と海運のはなし』(成山堂書店)を世に送り出してから約1年半が経過しました。この間にも海運・物流業界は激しく動いており、そうした変化の概要を記述するために3版目となる今版(11月8日発行)を改訂増補版とさせていただくことにしました。


 改訂増補版の主たるポイントとしては、「ビジュアルでわかる」という本書のタイトルにふさわしく写真及び図を追加し、説明をさらにわかりやすく加筆・修正したこと。また、索引項目を大幅に増やしたことなどが挙げられます。


 普段は海や海と関わりながら生きる人々についてのエッセイなどを書いている僕ですので、船と海運の入門書という目的を持つ本書の執筆は少々勝手が違いました。しかし、その作業は予期していた以上に楽しいものでした。


 海への愛、船への思い、そして海と関わる多くの人たちとのつながりが、僕に本書を書かせたように、本書との出会いによって海や船、そして海運や物流の仕事についての理解と愛情を深める方が一人でも増えていくことを願ってやみません。


(以上、『ビジュアルでわかる船と海運のはなし(改訂増補版)』(成山堂書店)のはしがきより・・・)


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ビジュアルでわかる船と海運のはなし

ビジュアルでわかる船と海運のはなし

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