海食

拓海広志「遠津川にて・・・」

これは1999年に書かれた文章です。 * * * * * かつて都からの遠さゆえに遠津川とも称されていた十津川は、吉野、高野の深山が蓄えた雨の雫を集め、深い峡谷の間を縫うようにしながら、やがて熊野川に合流して遥か太平洋の熊野灘を目指す流れとなる。険…

拓海広志「キラキラ料理帖(8)」

ここでは僕がかつてインドネシアの友人のお母さんたちから教わったインドネシア料理のレシピを、ちょっとしたエピソードを交えながらご紹介したいと思います。ただし、材料やスパイスの分量を明記していないのは、キラキラ(about)料理帖ならではのことと、…

拓海広志「キラキラ料理帖(7)」

ここでは僕がかつてインドネシアの友人のお母さんたちから教わったインドネシア料理のレシピを、ちょっとしたエピソードを交えながらご紹介したいと思います。ただし、材料やスパイスの分量を明記していないのは、キラキラ(about)料理帖ならではのことと、…

拓海広志「キラキラ料理帖(6)」

ここでは僕がかつてインドネシアの友人のお母さんたちから教わったインドネシア料理のレシピを、ちょっとしたエピソードを交えながらご紹介したいと思います。ただし、材料やスパイスの分量を明記していないのは、キラキラ(about)料理帖ならではのことと、…

拓海広志「キラキラ料理帖(5)」

ここでは僕がかつてインドネシアの友人のお母さんたちから教わったインドネシア料理のレシピを、ちょっとしたエピソードを交えながらご紹介したいと思います。ただし、材料やスパイスの分量を明記していないのは、キラキラ(about)料理帖ならではのことと、…

拓海広志「キラキラ料理帖(4)」

ここでは僕がかつてインドネシアの友人のお母さんたちから教わったインドネシア料理のレシピを、ちょっとしたエピソードを交えながらご紹介したいと思います。ただし、材料やスパイスの分量を明記していないのは、キラキラ(about)料理帖ならではのことと、…

拓海広志「キラキラ料理帖(3)」

ここでは僕がかつてインドネシアの友人のお母さんたちから教わったインドネシア料理のレシピを、ちょっとしたエピソードを交えながらご紹介したいと思います。ただし、材料やスパイスの分量を明記していないのは、キラキラ(about)料理帖ならではのことと、…

拓海広志「キラキラ料理帖(2)」

ここでは僕がかつてインドネシアの友人のお母さんたちから教わったインドネシア料理のレシピを、ちょっとしたエピソードを交えながらご紹介したいと思います。ただし、材料やスパイスの分量を明記していないのは、キラキラ(about)料理帖ならではのことと、…

拓海広志「キラキラ料理帖(1)」

ここでは僕がかつてインドネシアの友人のお母さんたちから教わったインドネシア料理のレシピを、ちょっとしたエピソードを交えながらご紹介したいと思います。ただし、材料やスパイスの分量を明記していないのは、キラキラ(about)料理帖ならではのことと、…

拓海広志「インドネシア料理のイメージ」

皆さんは「インドネシア料理」と聞いて、どんな料理を思い浮かべますか? 日本には「ジャワカレー」という名のカレーがあるくらいですから、インド料理のようなカレーを連想する人がいるかも知れませんね。でも、残念ながらジャワにはカレーは存在せず、スマ…

拓海広志「インドネシアの食のはなし」

6年ほど前に僕はシンガポールのラジオ番組に4話連続で出演させていただいたことがあるのですが、そのときに収録された四方山話の内容をここに再現・紹介させていただきます。 * * * * * * 志田和子:皆さん、おはようございます。今朝も島の旅人・拓…

拓海広志「里山の秋」

今から7年ほど前の秋に書いた小文をご紹介します。秋になると、なぜか食べ物の話が増えますね〜(笑)。 * * * * * * * 凄まじい猛暑が続いた夏が終わると、また急に冷え込む秋がやって来たものだ。昼下がりに家の裏山を散歩してみると、柿の実もた…

拓海広志「珍味をめぐる旅(2)」

先日掲載した「珍味をめぐる旅」というエッセイに対し、随分多くの方から様々なコメントをいただきました。ありがとうございます。今回はそれらを少し紹介させていただこうと思います(注:この記事は7年前のものです)。 * * * * * * * まずは明石…

拓海広志「珍味をめぐる旅(1)」

今から7年ほど前のことになるが、当時シンガポールに住んでいた僕が客人と夕食を共にしたときの話である。訪ねた海鮮料理屋でメニューを眺めていたら、「ウミウシの卵のスープ」というものが載っていたので(何故か日本語で書かれていた)、試みにそれを注…

拓海広志「ボラ話」

これは3年前の海の日の話です。その日、僕は新西宮ヨットハーバーからモーターボートに乗り、明石海峡までのショートクルーズを楽しんでいました。 海峡の潮溜まりではタチウオ狙いの釣り人たちが結構舟を出していて賑わっていたのですが、何と僕が操縦して…

拓海広志「『モンドヴィーノ』を観る」

無類の酒好きの僕ですが、日常的に飲むのは赤ワインと芋焼酎とビール。そんな中でも未だにテロワールにこだわる愚直なブルゴーニュものは好きです。でも、今後は少し節制をと考えている、今日この頃です。やれやれ・・・(^^;;)。 ワインの文化と歴史はヨー…